2011年11月24日木曜日

やまね工房スミレの品種 ご紹介

品種について、色や形のバリエーションはどこからどこまでか?というのはなかなか難しい問題です。

口で説明しても、色の感覚は人それぞれだし、フリルと言っても見ればああそうね、と思うものの言葉から想像するのは難しいものです。その辺を察知してか、やまね工房スミレのラベルにはいろいろなパターンの写真が載っています。
前年に親株を選び、それから種を採るわけですが、バリエーションの幅があるため年によってまんべんなくとはゆかず・・・
株の姿も重要なポイントなので、少しずつ進化?したり、その年の気分?によって変化したり。

要するに個人の好みに結構左右されてます。
ご購入いただくときはたいてい花をご覧になってのことならば、気に入っていただければそれが一番なのでよいのですが。
通販のときは選べませんよね・・・
この名称で販売するものについては、親株はすべてわたしが選んでいるはずですから、コドモたちに大きなずれはないものと期待しています。
けれど、ときたま「蜂のいたずら」とか先祖返りとかでちょっと変わった花が咲くこともあります。
そういうのをオフタイプというのですが、変わっているといって好む方もあるようです。
とはいえ、うちで出来た品種としてはこんな感じから名前がつきました、という見本画像をご紹介しておこうと思います。

まずは「さくらスター」から

さくらスターは文字通り桜色のスター・・・星形花弁です。
桜色は淡いピンクからやや濃色で寒い時期の咲き始めは一見紫っぽいものまでいろいろです。

さくらスター一株
さくらスターアップ
さくらスター集合 
さくらスター前面

どちらかというと紫は優性なので、親株を選ぶときにはっきりした濃色ばかりを選ぶと紫になってしまうことがあります。
咲き始めからだんだん少し淡くなります。そのぼかしぐあいがなんとなくさくらをイメージさせるのでこの名前をつけました。
春らしくて気に入っています。やや細いそれぞれの花弁が少し内側に巻くので、先端が尖って見えます。

しかし、中には少し丸弁で太った海星みたいなのや、より細身な星も出てきます。
やや花茎が長いので、星をちりばめたみたいに咲いてくれます。
画像は少し前数年間に親株として使ったさくらスターのいろいろです。

さくらスター バリエーション
さくらスターライト バリエーション
さくらスターライトカラー丸弁

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