この夏はかつてない暑さそして乾燥に見舞われ、おまけにそれが10月に入っても続いて
植物にとっては何度目かわかりませんが、かなりの試練だったと推測できます。
山の木まで立ち枯れ、当地ではイノシシが里に出て白昼目撃されるありさまでした。
我が家の庭も連日の来訪ですっかり掘り返され、食べられるものは食べ、石や鉢はすべてひっくり返し、
久しぶりに天地返しをしたように耕されてしまいました。
もちろんそこに何か植えてあるかどうかはイノシシの関知するところでなく、石垣の石は落とすし斜面は崩すし。
夜中にラジオを付けたりライトで照らしたり、火を焚いたり案山子を置いたり・・・
いろいろやってみてもさっぱり効果がなくて、市の補助を受けて柵をかさ上げし、ようやく侵入が止まったときには
暑さの最中のこともありすっかりめげてしまいました。
そうこうするうちに美大の授業も始まって、今年の庭仕事はなんだか中途半端です。とはいえ少しだけ自分で種まきしたビオラたちも咲き始め、今年は数軒の生産農家さんから
「花絵本」パンジー・ビオラたちがデビューしているので、苗をごらんになった方たちもあるかもしれません。
そんなこんなで今年は通信販売をする余力もなく、しかし、こんな気候の中でもさすがプロの農家さんのところでは
しっかり開花してどんどん出荷され・・・下田農園さんの苗たちも大半が巣立っていったようです。
今年はフリル系のラベンダーレースやパステルバタフライが微妙な色合いできれいでした。
親株はたくさんいただいているのでそのうちご紹介できればと思っています。
画像は下田農園さんで撮ってきました。(携帯撮影です)
前置きがすっかり長くなってしまいましたが、そんなことでやまね工房からの通販はないのですが、
下田農園さんには後発仕立てのものなどまだまだ「花絵本」のきれいどころが咲いているので、
ご希望の方は下田農園さんに直接お問い合わせをお願いします。
下田農園さん
電話:0465-35-2008
住所:〒250-0055 小田原市久野1570
パンジー以外の花苗もたくさん、直売もしているのでお近くの方はぜひ一度お出掛けくださいませ。
好みのきれいどころが自分で選べます♪
それから、イベント「小田原市農業まつり」(11月17、18日)に出展されるので、秋の一日遊びがてらお出掛けいただくのもいいかも。
「小田原市農業まつり」をもっと詳しく