2011年11月25日金曜日

ラベンダーレース

「さくらスター」のスター咲きと、「ラベンダーレース」のレース、あとわたしの品種で「ホワイトバタフライ」「プリムローズバタフライ」というのがあるのですが、これはみんな親戚関係です。

ラベンダーレース

ラベンダーレース
もともとは宮崎の川越路可氏からいただいた「コーソン系」つまり宿根ビオラ系の品種が由来です。その中から花弁が細く内側に巻いて星形になるのを「スター」、花弁がゆったり大きくてゆるやかに波打ち、ふちに細かいフリンジが入るのをレースと呼んでいます。そしてその中間みたいなのが「バタフライ」です。

それぞれの明確な境目はありません。ので、花全体の雰囲気で決めたりしています。脱線しますが、最近ではピンクのレースや、花弁のふちがぼかしになるもの、バイカラー(2色)なども出ていて、バイカラーのバタフライは「パステルバタフライ」という名前が付いています。これらは花絵本として一部がデビューしています。
この系統は透明感のある淡い色が多く、立体的な花弁とともにやさしい感じが好きです。
初めのうち、茎が立ち上がって伸びるものが多く、開花も遅くて春になるものもありました。

思い切ってコンパクトなものを残したのですが、最近は少し伸びてふわふわ咲くのもおもしろいかな、とそんな系統も少し選んでみています。

いずれにしても、この系統はサイズが5~6㎝あって「パンジー」のサイズでも、どう見ても「ビオラ」という原種っぽさがあります。
どんな花と合わせてもじゃまにならず、単独で植えてもさりげなくそこにいて目を引く、不思議な魅力があります。

そうそう、ちょっとおしろいのような優しい香りがある個体が多いです。

ラベンダーレース・コンパクトタイプ

ラベンダーレース アップ

ラベンダーレースライトカラー

ラベンダーレース集合

レース、スター系

2011年11月24日木曜日

やまね工房スミレの品種 ご紹介

品種について、色や形のバリエーションはどこからどこまでか?というのはなかなか難しい問題です。

口で説明しても、色の感覚は人それぞれだし、フリルと言っても見ればああそうね、と思うものの言葉から想像するのは難しいものです。その辺を察知してか、やまね工房スミレのラベルにはいろいろなパターンの写真が載っています。
前年に親株を選び、それから種を採るわけですが、バリエーションの幅があるため年によってまんべんなくとはゆかず・・・
株の姿も重要なポイントなので、少しずつ進化?したり、その年の気分?によって変化したり。

要するに個人の好みに結構左右されてます。
ご購入いただくときはたいてい花をご覧になってのことならば、気に入っていただければそれが一番なのでよいのですが。
通販のときは選べませんよね・・・
この名称で販売するものについては、親株はすべてわたしが選んでいるはずですから、コドモたちに大きなずれはないものと期待しています。
けれど、ときたま「蜂のいたずら」とか先祖返りとかでちょっと変わった花が咲くこともあります。
そういうのをオフタイプというのですが、変わっているといって好む方もあるようです。
とはいえ、うちで出来た品種としてはこんな感じから名前がつきました、という見本画像をご紹介しておこうと思います。

まずは「さくらスター」から

さくらスターは文字通り桜色のスター・・・星形花弁です。
桜色は淡いピンクからやや濃色で寒い時期の咲き始めは一見紫っぽいものまでいろいろです。

さくらスター一株
さくらスターアップ
さくらスター集合 
さくらスター前面

どちらかというと紫は優性なので、親株を選ぶときにはっきりした濃色ばかりを選ぶと紫になってしまうことがあります。
咲き始めからだんだん少し淡くなります。そのぼかしぐあいがなんとなくさくらをイメージさせるのでこの名前をつけました。
春らしくて気に入っています。やや細いそれぞれの花弁が少し内側に巻くので、先端が尖って見えます。

しかし、中には少し丸弁で太った海星みたいなのや、より細身な星も出てきます。
やや花茎が長いので、星をちりばめたみたいに咲いてくれます。
画像は少し前数年間に親株として使ったさくらスターのいろいろです。

さくらスター バリエーション
さくらスターライト バリエーション
さくらスターライトカラー丸弁

2011年11月16日水曜日

花絵本とやまね工房スミレ

花絵本については今年、下田農園さんの他に片山ガーデンさん、とよた花菜工房さん、三春花園さんと三つの生産農家さんに種子をお分けしました。
ブログなどで紹介されたり、販売店さんに提供されたりしていらっしゃるので、店頭でご覧になることもあるかもしれませんね。

いずれも「花絵本」のラベルが付いています。

そのほかに、ここ数年「やまね工房スミレ」の名前で数種類の花たちが販売されているのをご覧になった方も、またお買い上げいただいた方もあるかもしれません。
こちらは、もちろん品種の作出はわたし「落合けいこ」で、種子はわたしが採種したものと、一部採種を仲間にお願いしたものを提供しています。
これらの品種、「ミニマンゴー」「ラベンダーレース」「さくらスター」「ブルーブロッチ」「ピンクシフォン」「シャンパン」は品種としてはある程度固定していますが、花色にはかなり幅があります。

その中で、親株としてふさわしいものは、種子採種をお願いしたものに関しても私自身が選定しています。
ただ、固定しているといっても数代のこと、新しい品種ゆえ中には先祖帰りしたようなものや、突然変異が混じる場合もありますし、種子自体が混入することもあります。
また、花色に関してはその培養土に含まれる微量の金属などによって発色が異なることもあります。

それらをすべて自分でチェックすることはできませんし、たくさんの方にこの品種を手に取っていただくためには苗の生産、販売をプロの方たちにおまかせすることも必要かもしれない・・・ということで、ある大規模生産農家さんに種子を提供するようになって3年ほどたちます。

もっとも、「やまね工房スミレ」の名前は事後承諾みたいなものですが・・・
品種の特性が出せて、良い花を咲かせてくれる苗を作ってくださるのは、種をとったわたしではなくプロの生産者の方々です。
苗を育て、花を咲かせて販売するということはひとつの技術だと思います。
だから、それについてわたしはとくになにも言いません。
ただ、看板を見てお買い上げくださったお客さまががっかりされるというのは本意ではありません。

わたしの花たちを気に入って作ってくださっている、プロの生産者さんの良心に期待したいと思っています。

2011年11月15日火曜日

花絵本「みかん箱セット」販売終了

パンジー・ビオラ「花絵本」あっという間に締め切りの15日になってしまったので販売を終了します。

じつは速攻で苗選び、梱包、発送を済ませたので、ご注文いただいた方々のお手元にはぼちぼち届いた頃です。

今年は気温が高く、パンジー・ビオラの生育にはいまひとつの気候ですが、そのせいか成長や花上がりが早くおかげさまで毎年栽培してくださっている「下田農園」さんの苗たちもどんどん開花してどんどん嫁入りし、残りはわずかになってきました。

毎年、自分でも種まきをしますが、こちらの株からも親株を選ばせてもらって種採りをしています。親株そっくりのこどもたちもいますが、毎年あたらしいかわいこちゃんもいて圃場に行くのはわくわくです。
下田さんも一緒に「あ~これかわいい!」「これもきれい~!」と始まってしまうので、時間がかかること・・・
香りの良いカナリアも、ブルー系も入れたいし、フリルのレースやバタフライ系も、大好きなオレンジの中間色もと、今回の発送でも走り回ってかわいこちゃんを集めたつもりです。

これから気候が安定してたくさんの花を咲かせてくれますように。
ご注文下さった方々、どうもありがとうございました。
これからゆっくり、今年の花もアップしてゆきたいと思います。
まだ去年のも残ってますけどね・・・

画像は親御さん




2011年11月6日日曜日

2011春の続き フリル系

またまた続きです。
今年の春のフリル系、写真でお楽しみ下さい!
*写真のどれかをクリックすると、アルバム風に写真を見られます。










2011年11月3日木曜日

2011春の続き

花絵本、2011春の続きです。
前回の分も2011・春で、今期2011・秋の花は2011・春の分が終了してから紹介しようと思います。

 今載せているのは今年の秋開花してきている花の親世代です。 画像は前半の中輪で淡い色のものがピンクシフォンとアプリコットシフォン、カラフルな小輪でたくさん咲いているのがフルーツパラダイスの花たちです。